捨てる前にやってみて!余ったノートだけで完結するカンタンな文房具活用術

捨てる前にやってみて!余ったノートだけで完結するカンタンな文房具活用術

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捨てる前にやってみて!余ったノートだけで完結するカンタンな文房具活用術

気づくと家に増えている、使いかけのノートや、買ったまま眠っているノート。

新しいことをはじめるときに意気揚々と買ったのに、数ページで止まってしまったり。「いつか使うかも」と思って置いていたら、また新しいノートを買っていたり。文房具が好きだと、これはけっこうあるあるですよね。

でも余ったノートって、考えようによってはすごく気軽に試せる紙の束です。失敗しても大丈夫だし、最初からきれいに使おうとしなくてもいい。今日は、そんなノートを無理なく使い切るための活用術を6つまとめました。

どれも特別な準備はいりません。今あるノートと、手元のペンだけで始められます。

1. 用途を決めない「なんでもノート」

ノートをたくさん持っている方や、整理整頓が好きな方ほど、「これは読書ノート」「これは仕事用」「これはアイデア用」と、用途をきっちり分けたくなりますよね。

もちろん、それぞれをちゃんと使いこなせているならすごく良い方法です。ただ、用途を細かく決めすぎたせいで、どのノートも中途半端に余ってしまうこともあります。

そんな時は、思い切って何を書いてもいいなんでもノートを1冊つくるのがおすすめです。

テレビやSNSで見かけて気になったお店、友達とのやりとりで知った人、思い出した買いたいもの、手続き書類の下書き。ジャンルは気にせず、浮かんだことをそのまま書きます。

  • あとで調べたいこと
  • 買いたいもの
  • 連絡や手続きのメモ
  • 部屋づくりのアイデア
  • 誰かからもらった大事な情報

ポイントは、いつもいる場所に置くこと。職場ならデスクの上、自宅ならリビング、寝室のサイドテーブル、キッチンなど、「あ、書こう」と思った時にすぐ手が届く場所がぴったりです。

わたしもオランダへ移住する時、サンプルでもらったノートをなんとなく使い始めました。最初は銀行口座やNISAなど、移住に関わる疑問を調べるためのメモ帳でした。

でもだんだん、届いた手紙と対応内容、家が決まったあとの家具配置、餞別をいただいた方の名前まで、家に関することを何でも書くノートになっていきました。こういう記録がまとまっていると、家族にも共有しやすくて意外と便利なんですよね。

使いながら「これは持ち歩きたいから小さめがいいな」「机に開きっぱなしにしたいからパッドタイプがいいな」と、自分に合う形も見えてきます。専用ノートを探すのは、そのあとで十分。まずは余ったノートで気楽に試してみるのが近道です。

2. 頭の中のやることを全部出す「TODO帳」

やることが多い時って、実際の仕事量よりも、「何を忘れているか分からない」状態がしんどかったりしますよね。

そんな時におすすめなのが、仕事でもプライベートでも、思いついたTODOをひたすら書き出すことです。きれいに分類しなくて大丈夫。とにかくノートの上に出していきます。

書き出してみると、「忙しいと思っていたけれど、意外とこれだけだったな」と落ち着けることがあります。反対に、気が進まないことでも、文字にしてしまうと「せっかくだから終わらせてチェックをつけようかな」と、少し背中を押してもらえることもあります。

TODO帳は、細かなルールがない方が続きます。例えば、こんな感じで十分です。

  • 思いついた順に1行ずつ書く
  • 終わったら線を引く、またはチェックをつける
  • 優先度が高いものは「A」と書いて、午前中(AM)のうちに終わらせる
  • 終わらなかったものは蛍光ペンでハイライトしておく

わたしはチェックボックスを毎回書くのが面倒になってしまったので、5mm方眼に合うサイズのTODOスタンプをつくってしまいました(笑)。でもスタンプがなくても、四角をひとつ書くだけで十分です。

大事なのは、ノートを立派なタスク管理帳にしようとしないこと。余ったノートを1冊、「頭の中をいったん置いておく場所」にしてみてください。

3. 切って貼るだけの「でかふせん」

ふせんは便利だけれど、小さくて書ききれないこともありますよね。献立、料理のレシピ、誰かにお願いしたことの一覧など、少し情報量が多いメモには小さなふせんだと物足りません。

そんな時は余ったノートを1ページ切り取って、大きなふせんとして使ってしまいましょう。

目につく場所に貼れるので、今日やることや忘れたくないことを自然と確認しやすくなります。冷蔵庫やドア、デスクの近くなど、生活動線に置くのがおすすめです。

マスキングテープで留める方法も手軽ですが、大きめの紙を真ん中だけで貼ると、両端がくるんと丸まってしまうことがあります。そんな時に便利なのが、貼ってはがせるテープのりです。

わたしはトンボ鉛筆のピットタックCを愛用しています。のり残りが少なく、きれいにはがせるので、でかふせんにちょうどいいんです。数日だけ貼るものや、湿気のない場所ならマスキングテープの方が早いこともあるので、そこは使いやすい方で大丈夫。

ノートの紙は、ふせんより広いぶん自由度があります。見出しを大きく書いて、項目を箇条書きにして、必要ならマーカーで目立たせる。小さな紙にぎゅうぎゅうに書かなくてよくなるだけで、頭も少し見やすくなりますよ。

4. 文房具好きさんのための「試し書きノート」

新しいペン、スタンプ、マスキングテープ。買った時はうれしかったのに、使いどころが見つからず、そのまま余ってしまう文房具もありますよね。

そんな文房具があるなら、余ったノートを試し書きノートにするのがおすすめです。

ペンは全色書いて、色名や使った日を書き添えてみる。書き心地や、にじみやすさ、好きだった色もメモしておくと、あとで見返す時にちょっと楽しい文具ログになります。

スタンプは、実際に押したサイズや発色を記録できます。「思ったより大きかった」「この色のインクだと見やすい」など、使う前の参考にもなります。

マスキングテープも、ただ貼るだけで立派な見本帳になります。幅や柄、透け感が一目で分かるので、手帳やラッピングに使いたい時に探しやすいです。

インクを使い切ったペンや、使い終わったマスキングテープも、ノートには記録が残ります。使えなくなったあとにも「これ好きだったな」と思い出せるのが、なんだかいいんですよね。

使い道のなかった文房具と、余っていたノート。そのふたつだけで始められる、文房具好きさん向けの楽しみ方です。

5. 続かないを責めない「期間限定ログ」

日記を書こう、観た映画を記録しよう、読書ログをつけよう。新しいノートを買ったのに、数日や数週間で止まってしまった経験、ありませんか?

続かなかったノートを見ると少し残念な気持ちになりますが、ずっと続ける前提が大きすぎただけかもしれません。

そんな時は、テーマと期間を限定するのがおすすめです。

例えば、「このノートを使い切るまで」「3か月だけ」「30日だけ」と先に終わりを決めておく。ずっと続けようと思うよりも、かなり気軽に始められます。

わたしは育児記録を、ノート1冊ぶん、だいたい3か月だけと決めてつけています。終わりが見えているので、「これから何年も毎日続けなきゃ」と思わずに済みます。

書き続けていると、自分が本当に欲しいノートの形も具体的になってくるんですよね。1日分の記入欄はもう少し小さくしたい、色を塗るから裏抜けしにくい紙がいい、イラスト部分は無地がいい、文字を書く場所には罫線がほしい、など。

最初から完璧な1冊を探すより、余ったノートで実際に使ってみる方が、自分に合う条件が見つかりやすいです。

そして、過去に止まってしまったページがあっても大丈夫。わたしも続かなかった部分は切り取って、マスキングテープで隠して再スタートしたことがあります(笑)。ノートは途中からでも、何度でも始め直せます。

1か月前や2か月前のページをふと見返すのも、地味に楽しいものです。その時は当たり前だったことが、少し懐かしく感じられるかもしれません。

6. 30日だけでもいい「ジャーナリング」

最後は、余ったノートを使い切りながら、自分の頭の中も少し整えられるジャーナリングです。

ジャーナリングは、頭に浮かんだ言葉を、ひたすら紙に書き出すこと。うまく書こうとしなくていいし、読み返される前提もいりません。モヤモヤしたこと、気になっていること、今日したいこと、どうでもいいことまで、思い浮かんだ順に書いていきます。

わたしも「30日だけやってみよう」と決めて、朝15分のジャーナリングに挑戦しています。毎日書くと、自分について小さな発見があるんですよね。

たとえば、土曜日の朝だけ忘れやすいこと。模様替えが好きなこと。普段は意識していなかった自分のくせや気持ちが、書いているうちに少しずつ見えてきます。

モヤモヤしている時にも、紙に出すのはおすすめです。頭の中では「これが解決策かな」とひとつしか思いつかなかったのに、書いてみると別の方法がいくつも出てくることがあります。その中から選べるようになるだけでも、気持ちが少し軽くなります。

始めるなら、こんなゆるいルールで十分です。

  • 朝や寝る前など、書きやすい時間を決める
  • 10分から15分だけ書く
  • 文章にならなくても止めない
  • 書けない日は、今の気分だけ書いて終わる
  • まずは30日、またはノート1冊分を目標にする

未使用のノートが1冊使い切れそうになるだけで、ちょっと自己肯定感が上がります。積まれていたノートが、自分の考えや日々の記録で少しずつ埋まっていくのは気持ちがいいですよ。

紙とペンだけで、自分と向き合う時間がつくれて、余ったノートも活用できる。一石二鳥どころか、なかなかコスパのいい習慣だなと思っています。

どうしても書けないノートは、紙として使ってもいい

ここまで6つ紹介しましたが、「やっぱりノートとしては使い切れなさそう」というものもあると思います。

そんな時は、もう紙として使ってしまって大丈夫です。去年のスケジュール帳など、たくさん余っているものはページをちぎって小さな箱にしたり、梱包の緩衝材としてくしゃっと丸めて使ったりしています。

ノートは、きれいに最後まで書き切らなければいけないものではありません。なんでもメモしてもいいし、切って貼ってもいいし、書けなければ紙として役立ててもいい。

「余っているから使わなきゃ」と気負いすぎず、今日いちばん試しやすそうな使い方から、ひとつだけやってみてくださいね。

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