小学生くらいから常に文房具を触ってきて、まだ文房具の新商品に驚く時があります。最近はとくに大人でも使いやすいような工夫がされている文房具の進化も多いなと感じます。
今回は、文房具屋の店長てんが「お、これは便利」と感動した文房具を5つ、実際の使い方や注意点も含めて紹介します。
1. ヨンブンカッツ(紙を切ってそのままメモにできるバインダー)

普段、コピー用紙の裏面やチラシなどの印刷物の余白って、ちょっとメモしたいときにちょうど良い素材ですよね。でもわざわざハサミやカッターを取り出すのが面倒だし、折り目をつけて手で切る時間がかかる……そんなときに頼りになるのがこのミニバインダーです。

見た目は小さめの普通のバインダーなのですが、本体に溝や切り方の順番が刻印されていて、その通りに紙を合わせてスライドさせるだけでA4をA6サイズ4枚にミスなくカットできます。

カットしたらそのままバインダーに挟んでおけばメモ帳代わりに使えるのが便利。
<おすすめポイント>

- 道具を取り出す手間なしで、不要な紙をすぐ再利用と保管がこれ一つでできる
- 本体に溝ガイドがあり、紙がずれないようになっているので失敗しづらい。
- 本体にやり方の手順ガイドか書いてあるので、やり方を忘れても安心
<注意点と使い方のコツ>
- 切断に使われる辺は鋭利ではないものの、当たると痛いです。クリップを無理に持ち上げるような動作は避け、作業は机に置いた状態で行ってください。
- 厚紙や光沢紙などは切りにくい場合があります。基本は普通紙・コピー用紙向き。
2. キャンパス ブッククリップ(折りたたみ式ブッククリップ)
ページを開いたまま固定できるブッククリップはここ数年でぐっと種類が増えました。各メーカー、いろいろな工夫を凝らしたブッククリップが出していて、わたしもいろいろと試しています。
今回は「折りたたんでペンケースに入れられる」タイプが印象的でした。折りたたむとまるでペンのような細さになるのでペン立てに置いておくこともできますね。
<おすすめポイント>
- ペンケースに入れて気軽に持ち歩ける。外出先で資料を開きたいときに便利。
- 左右別々に留められる設計なので、ノートの最初のページのように左右で厚みに差がある場面でもフィットする。
<向いている本・ノート/向かない本>
ノートのように「開く意志がある」紙面にはとても相性が良いです。一方で、分厚く閉じる力が強い参考書や辞書類だとパタパタしてしまい、書き込みをしたい場面ではホールド力が少し足りないこともあります。そういうときは、より強力なクリップと使い分けると安心です。
3. GOOD TOOLS ドットライナー
テープのりは乾かす時間が要らず、また塗りたい場所からはみ出しにくいのでせっかちで不器用なわたしにぴったり。特にKOKUYOのドットライナーは昔から愛用していました。
このGOOD TOOLSシリーズはシンプルなデザインが特徴で、中はドットライナーのテープが使われていて、外側はシンプル。
そしてキャップが「ペンケースに入れても勝手に開かない設計」かつ「キャップ一体型でどこかに失くしちゃう心配が不要」という点が秀逸でした。
テープノリのあるあるに引き終わりにテープが伸びてしまって「ぴょーん」となることがありますよね。小さなストレスですが、何度も使っていると地味に響きますよね。
このドットライナー採用の製品は糊がドットになっているため、ぴょーんと伸びる問題が起きず、アイデア帳に書いたメモをプロジェクトノートに貼る作業が格段に快適になりました。
4. Kept(キエラ)ハイライトテープ(消せるハイライト)

蛍光ペンの悩み、ありませんか? 文字がにじむ、裏移りして資料が汚れる、引き終わりにインクだまりができる……Keptのハイライトテープはこれらをすべて解決してくれる道具です。

インクではなくテープタイプなのでにじみはゼロ。引き終わりもスッキリ、裏写りの心配もありません。
さらに驚いたのは「消しゴムで消せる(=剥がせる)」こと。テープを剥がしてから別の色でハイライトし直したり、上から文字を書くこともできるので、試し引きや色の重ね使いがとても楽です。1本で2色入っているタイプもあり、持ち物を少なくしたい方にも嬉しい設計。
<こんな人におすすめ>
- 資料を汚さずに強調したい人。
- 従来の蛍光ペンの滲みが気になる人
色味はマイルドで目立ち過ぎないので、仕事の資料でも使いやすいです。最初の一引きから「おっ」と感動しますよ。
5. うっかりチェッカー TODOキーホルダー
忘れ物ややることをつい後回しにしてしまうとき、事前準備が役に立つことがあります。ソニックの「うっかりチェッカー」はキーホルダー型のTODO道具。やることや持ち物を書き込んで、完了したら丸を切り替えて管理できるというシンプルさが魅力です。
本体は手のひらサイズで、ボールチェーン付きのものやシリコンカバーがついたタイプなどバリエーションがあります。元は子供むけの商品かなと思いますが大人向けに「ガス」や「まど」など実用的なシールも付属しているのがちょっと嬉しい気遣いです。
ただし付属のシールは水性ペンに対応していないようで、私は擦って消えてしまった経験があります。そこで手軽にできる工夫として、水性ペン対応のマスキングテープを小さく切って貼り、そこに書き込む方法をおすすめします。
小さな進化が日常をより便利にしていく
どの文房具も「大きな革命」ではなく、日常のちょっとした不便をしっかり拾って改善してくれるものばかりでした。手間が減る、持ち運びやすくなる、誤操作が減る――そうした小さな進化が積み重なると、仕事や書き物のリズムが驚くほど良くなります。
私自身、仕事柄いろいろなペンやスタンプを試すことが多く、試し書き用の紙はきれいなノートだともったいないなと感じることがあります。そんなときに雑紙を活用してぱっとメモできる道具や、出先で資料を固定できる小さなクリップがあると本当に助かります。
