【てんの文房具屋めぐり】吉祥寺の小さな文房具屋(36サブロ・手紙舎 吉祥寺店)
吉祥寺で文房具屋さん巡りをしてきました。
今回は、大きな文房具店ではなかなか出会えない、かわいくてちょっとひねりのある文房具が中心。しかも「かわいい」だけで終わらず、ちゃんと使い道を考えながら厳選したものが多めです。いや、ひとつふたつは完全に趣味枠もありますが、それも含めて文房具屋巡りの楽しさですよね。
訪れたのは36(サブロ)と手紙舎 吉祥寺店の2軒。どちらもそれぞれ個性があって、紙ものやスタンプが好きな人にはかなりおすすめなお店でした。
1軒目は36(サブロ)。発掘する楽しさがあるお店
最初に行ったのは、文房具と雑貨のお店36(サブロ)。雑居ビルの2階にあるお店です。

店内は広すぎるわけではないのですが、その分、小さな文具や雑貨がぎゅっと詰まっていて、どこを見ても気になるものがある感じ。「あれもいい、これもいい」と目移りしながら、宝探しのように発掘していくワクワク感がありました。
お店の雰囲気が気になる方は、36の公式Instagramも参考になります。
チューリップクリップ。かわいさと実用性の両立
まず購入したのが、チューリップクリップを2つ。1個330円でした。
裏側にマグネットが埋め込まれていて、見た目はかわいいのに作りがしっかりしています。レシートみたいな薄い紙1枚でもちゃんとはさめるし、少し厚みのある紙の束もきちんとホールドしてくれます。
最近オランダで暮らしていることもあって、チューリップモチーフにはつい手が伸びがち。こういう「今の自分の暮らし」とつながる文房具って、使うたびにちょっと気分が上がるんですよね。
机の上に置いているホワイトボードと組み合わせて使う予定です。見た目だけではなく、定位置がちゃんと決まっている文房具はやっぱり強いです。
小さなお絵描きボードのキーホルダー。完全にときめき枠

次は、今回かなりのお目当てだったアイテム。お絵描きボードのミニキーホルダーなんです。付属のマグネット入りペンで線が描けて、裏側のレバーを引くとスッと消える、あの懐かしいやつ。
正直に言うと、これは実用性で選んだというより、ときめきで選んだものです。
強いて使い道を考えるなら、移動中や待ち時間に絵しりとりをするとか。そのくらいの軽やかな用途ならありかもしれません。
ただ、軽いプラスチック製なので、バッグの外側につけてラフに持ち歩くのはちょっと不安。細かい文字が書けるほど精密でもないので、本当に「好きだから買った」が正解のアイテムでした。
役に立つかどうかとは別に、持っているだけでうれしいので、文房具好きの方は共感してくれるかも・・・?
ジャポニカ学習帳のピンバッジ。エプロンのカスタマイズに
続いては、ジャポニカ学習帳のピンバッジ。
この小ささなのに、ジャポニカ学習帳のロゴがちゃんと読める細かい作り込みがすごい。こういう「知っているものが、そのまま小さくなった」系はとにかくかわいいですね。
撮影やイベント、作業中に使っているエプロンに、文房具モチーフのアクセサリーを少しずつつけてカスタマイズしていて、その一部として使う予定です。
ラベラーロールシール。1000枚入りの業務用かわいい

次は、36オリジナル ラベラーロールシール 長いネコ ハチワレ グレー。見た瞬間に「多いな」と思うのですが、その数なんと1000枚。もはや業務用ですね。
もともとは昔のスーパーやお店でよく使われていた、値段シール用のラベル。店員さんがカチャカチャいう機械でどんどん貼っていた、あのタイプですね。
このシールは永久接着タイプなのでしっかり貼れます。とはいえ、ガラスのインクボトルに貼ってみたところきれいにはがせたし、紙に貼ってもしっかりついて、しかも比較的きれいにはがせました。
使い道としてはこんな感じがよさそうです。
- ラッピングのワンポイント
- 自分の持ち物の目印
- ノートや収納ボックスの軽いラベル
- ちょっとした封留め代わり
業務用の形なのに柄がゆるくてかわいい。このギャップがたまりません。
レトロな紙質が楽しい、切り取って使うメモ

サブロで最後に買ったのは、商品名は不明なのですが、1個165円のメモです。
付箋ではなく、どこからでも1枚ずつ切り取って使えるタイプ。1冊の中に4種類の紙が綴じられていて、トレーシングペーパーのような透け感のある紙も入っています。
全体的に少しざらつきのある、どこか懐かしい紙質で、レトロな雰囲気がとてもいい。
2種類のデザインを購入していて、片方は収納時のラベル用として使う予定。もう片方の、1から6まで番号が入ったデザインは、買った瞬間には何かしら明確な使い道があったはずなのに、あとから思い出せなくなりました。
何に使おうと思ったんだろうか・・・
2軒目は手紙舎 吉祥寺店。紙ものとスタンプの誘惑がすごい

次に向かったのは、吉祥寺パルコの中にある手紙舎 吉祥寺店。2024年5月末に新しくオープンしたお店です。
手紙舎は、カフェ、雑貨店、書店、ビール醸造所などいろいろな形で展開しているブランドで、ずっと気になっていた存在。学生時代に京王線沿いに住んでいたこともあって、つつじヶ丘本店にもいつか行きたいと思いながら、結局行けないままでした。
こういう時にしみじみ思うのが、行ける時に行く、楽しみは先延ばしにしないということ。気になっている場所ほど、タイミングが合う時に行くのが大事ですね。

吉祥寺店はパルコの中という好立地にありつつ、店内はちゃんと手紙舎らしい温かみのある空気。周囲の商業施設感とのコントラストもおもしろかったです。
お店の最新情報は手紙舎 吉祥寺店のInstagramでも確認できます。
ロール付箋は、眺めても使っても楽しい
手紙舎 吉祥寺店は、カフェ併設ではなく、スタンプと紙ものを中心に扱うお店。特に紙ものの種類がとても多くて、全部をしっかり見ようとするとかなり時間が溶けます。

そんな中で何度も目に留まって、最終的に購入したのがロール付箋。イラストレーターMokujiさんの絵柄で、「クマのおてがみ」と「クマの文房具」の2種類です。
最近こういうロールタイプの商品で気になっているのが、パッケージについているシールまでかわいいこと。捨てるのがもったいなくて、ノートに貼ってコレクションしたくなっています。

文房具のパッケージって、商品そのものだけでなく、デザインのヒントの宝庫なんですよね。「いいな」と心が動いたものを後から見返せるようにしておくと、仕事にも活かせそうだなと思っています。

まず「クマのおてがみ」は、1片が小さめの長方形。ミニメモやログノートと相性が良さそうです。なんと15柄100枚入り。柄数の多さも満足感もかなり高いです。
最近、旅行の記録をつけ始めたので、その旅行ログに使うつもりで選びました。はさみなしできれいに切って使えるのも便利。
しかも裏面は全面のりの付箋シールになっていて、端までぴたっと貼れます。ノートだけでなく、冷蔵庫や壁などに日常のメモとして貼るのにもよさそう。ちょっともったいない気もするけれど、かわいいものこそちゃんと使いたいです。

もうひとつの「クマの文房具」は少し大きめで、文字もしっかり書き込めそう。こちらは6柄100枚入り。色味もやさしくて、とにかく安定してかわいいです。
一時帰国した時の旅行ログがまだ書き終わっていないので、早く使いたくてうずうずしています。
スタンプコーナーが充実。押せるスペースまである
手紙舎 吉祥寺店で特に印象的だったのが、スタンプの充実ぶりです。

メーカー品はもちろん、作家さんが作っているスタンプも並んでいて、見ていて本当に飽きません。しかも店内の一角には、実際にハンコを押せるコーナーまでありました。自分のスタンプ帳を持ってきて押している方もいて、かなり楽しそうな空間でした。
今回購入したのは、スタンプ2種類とインク3種類です。

切手と組み合わせて使える「切手のこびと」スタンプ
1つ目のスタンプは切手のこびと。880円です。
これは、実際の切手と組み合わせて使うことで完成するタイプのスタンプ。郵便まわりの紙ものが好きな人にはかなり刺さるはず。

せっかくなので、その場で買ったインクを使って押してみたのですが、最初はちょっと失敗しました。かすれさせたくなくてぎゅうぎゅう押し込んだら、フチについていたインクまで出てしまったり、逆に絵柄の線はかすれてしまったり。
スタンプって、力を入れればきれいに押せるわけではないんですよね。むしろ余計な力を入れず、上から素直に押し付けたほうが線がきれいに出ることが多いです。
押し直してみたら、さっきよりかなりいい感じに。切手を添えると一気に世界観が出て、本当にかわいいです。

なかよしラッコのスタンプと、色違いインクの楽しさ

もう1つのスタンプは、線が細かめのデザインだったので、見やすいように黒いインクで試してみました。
すると、これがかなりきれいに押せて大成功。絵柄はなかよしラッコ。細い線や小さなモチーフがつぶれずに出ると、それだけで気分が上がります。
アートニックSは、色をそろえたくなる価格感もうれしい

今回購入したインクパッドは、アートニックS。1個330円です。
スタンプが増えてくると、「絵柄に合わせて色を変えたい」「ログノート用と手紙用で使い分けたい」と、インクの必要性が一気に増します。
その時に、この価格帯で色違いをそろえやすいのは本当にありがたい。インクって気軽に試せることが大事なので、スタンプ沼の入り口としてもちょうどいい感じがします。
今回の買い物で、スタンプもインクもかなり満足度が高かったです。これからは手紙を書く時やログノートを作る時に、どんどん活用していきたいところ。