新卒時代にやっておいて良かった&やっておけばよかったこと10選
はじめに
こんにちは!てんのしごと道具店の店長てんです。社会人歴10年を迎え、これまでの経験から得た教訓を皆さんにシェアしていきます。これから社会に出る方や新しい環境に挑戦する方々の参考になれば嬉しいです。今回は特に重要だと思ったことを10個にまとめましたので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
1. 給与明細は保管しておこう
給与明細をきちんと保管することは、意外と大切です。私は転職を2回経験し、2社目の途中から給与の推移をグラフにしてみることで、手取りや税金の変化を確認したいと思ったのですが1社目の給与明細がほぼ紛失していてデータが歯抜けに。
最初は面白半分で始めたのですが、NISAやふるさと納税などの節税対策を考えると、過去の給与明細が非常に役立ちました。
オンライン発行の場合、少なくとも転職前にすべての明細をダウンロードしておくことをお勧めします。紙発行の方も、写真でも構わないので保管しておけば、将来的に役立つことが多いです。
2. 日記をつけておく
日記をつけることは、自己成長を実感するためにも大切です。デジタルでもアナログでも構いませんが、1年前や2年前の自分と比較すると、成長を感じやすくなります。また、後輩に寄り添うためのヒントも残せます。
新卒時代は複数のECを運営する会社で働いており、元々売上が大きい店舗に配属された方が大きなプロジェクトに携わりやすく、成果がでやすいなと感じていました。
もちろん、会社は評価が公平になるように工夫をしていますが、それでも分かりやすい成果が出るかどうかは配属次第という点も大きいなと思います。
そうした時に、過去の自分の記録があると、自己肯定感を高めることができます。
3. フルコミットで働く
近年のライフワークバランス重視の流れがあるなか、ワーク重視は賛否が分かれるかもしれませんが、わたしは若いうちにフルコミットすることで、経験と信頼を得ることができると思っています。
もちろん、人格否定される・残業代がでないなど環境が悪い場合は逃げるべきです。頑張れる環境があるというのが前提でお話しします。
わたしは30代になり、周囲の友人たちは育児に忙しそうで、また少し上の先輩たちは親の介護の話がでてきました。
わたし自身も健康診断にひっかかることが増え、無理をせず、それこそライフワークバランスを重視して暮らす必要がある状況になっています。
人それぞれのライフステージによると思いますが、比較的自由の効く20代前半は仕事を頑張りやすいのではないかなと思います。
そして仕事を頑張るうちに会社や同僚と最短で最大の信頼関係を築くことできます。将来的に病気や介護、育児と仕事を両立する上で頼み事もしやすくなります。体力や環境が許す限り、全力で取り組むことをお勧めします。
4. 失敗はいずれ笑い話になる
社会人になると、会社に損失を出したり、人に迷惑をかけたりするような失敗がつきものです。私も、心臓がキュッとするようなミスをしたことがあります。そのときは本当に辛く、逃げ出したい気持ちになることもありました。
しかし、今振り返ると、それらの小さなミスは笑い話になっています。旅行のエピソードでも、飛行機に乗り遅れたり、宿がひどかったり、道に迷ったりしたトラブルが記憶に残っているように、失敗もまた思い出の一部です。
どんなに辛い失敗も、時間が経てば笑える日が来るから大丈夫です。そんな経験を共有することで、同僚や友人との絆も深まります。
5. 横のつながりも大事
チームや部署内の人間関係はもちろん重要ですが、リモートワークが普及した現在、横のつながりも大切です。会社のお得な制度を教えてもらったり、業務の助け合いができたりすることがあります。
自分のコミュニティを持つことで、メンタルを守ることができると感じることが多いです。困ったときに助けてくれる仲間がいると、安心感が増します。
6. 嫌なことは愚痴った方がいい
嫌なことがあったとき、「話すのも嫌」と感じることがありますが、口に出して愚痴ることが大切です。自分の気持ちを言葉にすることで、気持ちの切り替えが早くなります。
特に同期と話すと、お互いの共感が生まれます。どうしても言いたくないときは、紙に書き出して捨てるという方法もあります。これが私のメンタルを保つための一つの手段です。
7. 意外と環境は変わる
仕事での悩み事の多くは人間関係に起因します。「この人が苦手だな」「この人のせいでチームの雰囲気が悪くなっているな」と感じることもあるでしょう。しかし、そんな状況も数ヶ月から1年で変わることが多いです。
会社は人事異動や新しい仲間の加入で、雰囲気が一変することがあります。特に大規模な会社では、環境が変わることが多いため、一生この状況が続くのでは?と絶望する必要はありません。
8. やりたいことはやりながら探せばOK
やりたいことが明確に決まっている人もいれば、私のように「何をしたいのかわからない」という人もいますよね。特に面談のたびに「どうなりたい?」と聞かれると、困惑してしまうことが多かったです。
初めての面談では「老後はサービスが充実した施設に入りたい」と答えて上司を困らせたことも…
実際には目の前の仕事をやっていく中で、自分の興味が広がり、それが芋づる式に繋がってやりたいこと、またはやりたくないことが見えてくると思います。
例えば、「これならやってみてもいいかも」と思ったり、「これは嫌だな」と感じたり。そんな風に少しずつ自分のやりたいことが見えてきます。焦らずに、目の前の仕事を頑張りながらやりたいことを探していけば大丈夫です。
9. 自分に合った方法で整理する
新入社員として入社すると、まずはパソコンやツールのセットアップをする人が多いとおもいます。
会社で使うツールは、進捗を可視化し、仕事をやりやすくするためのものから個人のタスクを管理するものまでさまざまなものが用意されています。
もし使ってみて合わないなと思ったら、自分が管理しやすい方法を見つけることが大切です。私は、すべてをパソコンで完結させるのが苦手でした。そこで、ノートや手帳を併用して、自分の業務の効率化やミス削減に取り組みました。
会社で導入されているツールも有効活用しつつ、自分に合った方法を探してみると、仕事がもっと楽になりますよ。
10. 福利厚生は使い倒す
有給休暇はもちろんのこと、会社によっては図書購入費や研修、さらには旅行の補助など様々な福利厚生があります。
1日の大半を仕事に費やしているからこそ、受けられる恩恵はしっかり受けておくべきです。先輩や同僚に聞くと、知らなかった便利な制度を教えてくれることもあります。
ぜひ、福利厚生を最大限に活用して、より充実した仕事ライフを楽しんでください。
まとめ
最後までご覧いただき、ありがとうございます!新社会人の皆さん、おめでとうございます!これからの社会人生活、少しでも役立つ情報があれば嬉しいです。
自分の状況に合わせて、これらの教訓を参考にしながら、素敵なキャリアを築いていってくださいね。