雑紙でメモ帳を作るための文房具比較
こんにちは、てんのしごと道具店の店長てんです。今日は、古いコピー用紙やチラシの裏などを使って、シンプルなメモ帳を作るためにどの文房具が最適なのかをチェックしてみたいと思います。
現在使っているクリップの問題点
まずは、私が現在雑紙をまとめるのに使っている文房具から紹介します。ソニックのカドノクリップは、三角形の形が特徴で、角にフィットし、クリップが飛び出さず可愛いです。
ただ、雑紙メモは小さい紙を使うことが多いため、コンパクトなクリップでも大きく感じてしまうことがあります。
文房具の比較
今回は、以下の文房具を比較していきます。
PLUSのペーパークリンチ
針なしホッチキスで、紙自体に穴をあけて留めるタイプ。シュレッダーにかける時に針を抜く必要がありません。
紙に穴を開け、開けた部分の紙で綴じるています。折り込んでいるので、部分的に分厚く感じます。
コクヨのハリナックス
同じく針なしタイプのホッチキスで、紙を圧着して留めます。子どもが肌に触れるシーンでも使いやすいです。
圧着した部分は跡がつきますが、穴はあきません。圧着した部分を手でこすると紙をバラすこともできます。
ソニックのルーズリーフパンチ
A5、B5、A4のルーズリーフに対応した6穴パンチ。今回は別売りのリングを使ってミニメモを作ります。
別売りの4穴分のリングでミニメモ帳を作ってみました。リングは指で軽くつまむと開閉できます。
サンスター文具のかどそろ
紙の角から均等の位置に穴を1個だけあけることができるパンチ。まるっこい形がかわいいですね。
ラミネート加工された紙も、1枚ずつであれば穴あけできます。
端から均等な場所に穴が開けられるので、リングや紐でまとめた時に角がそろいます。
綴じれる枚数を比較
まずは、各文房具が何枚の紙を綴じられるかを比較します。
ペーパークリンチは最大6枚まで綴じられますが、スムーズに使うには3〜4枚くらいがよさそうでした。
ハリナックスと6穴パンチは5枚まで、かどそろは3枚までとなっています。
A4用紙を8分割してメモを作ることが多いので、ペーパークリンチとハリナックスでは4枚ずつ2冊、6穴パンチは2回に分けて穴を開けて1冊、かどそろは3回に分けて穴を開けて1冊になります。
手間を考えると一回で4枚以上加工できる文房具が楽そうですね。
綴じ部分の大きさ比較
次は、綴じ部分の大きさを見ていきます。ハリナックスが一番スリムで紙に穴を開けずにまとめることができます。
ペーパークリンチも筆記にじゃまになる感じはしません。
かどそろと6穴パンチは留め具が必要になり、少しじゃまに感じますね。
ページの切り取りやすさの比較
現時点ではハリナックスが良さそうという所感ですが、メモとして使ったページを切り離すこともよくあると思うので、その点も比較してみます。
ペーパークリンチペーパークリンチは一番上のページを切り取るのは簡単でしたが、真ん中のページを引き抜くのは、穴の部分以外がちぎれそうだったので断念。
ハリナックス
ハリナックスはピリピリっとスムーズにページが取れます。紙をめくる力でも外れてしまうことがあります。外れやすさがメリットでありデメリットですね。
6穴パンチ
6穴パンチはリングノートと同じように、どこのページからでも引き抜くことができます。
かどそろ
かどそろはどこのページでも問題なく引き抜くことができます。ゴミが出るのがマイナスポイント。
紙を後から追加できるかの比較
最後に、紙を後から追加できるかどうかを見ていきます。雑紙がでてきたら都度追加するシーンを想定しています。
ペーパークリンチ & ハリナックス
ペーパークリンチとハリナックスは途中で紙を追加しようと思うと、元々の紙をまとめて一緒に綴じる必要があります。
最大5枚程度しか挟めないので、たくさんの雑紙を1冊にまとめるのには向いていません。5枚を1冊にしたものをたくさん作ってストックする形になると思います。
お買い物メモなど、基本的に1番上のページから使って捨てていく用途であれば問題なく使えそうですね。
6穴パンチ & かどそろ

好きなページに紙を追加できるので、一番上からメモを使う必要もないので仕事のメモなどにも活用できそう。